健康診断・血液検査結果と数値の見方ガイド

血圧・尿酸・コレステロール・中性脂肪など病院の健康診断、定期健康診断の検査数値からわかる症状と対策

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血液像(白血球分画)

この検査数値でわかること
血液中に5種類ある白血球の割合を調べ、どの種類の数値が変動しているかによって、病気の診断に役立てられる。

白血球の種類
好中球……抗体が包み込んだ異物を細胞内に取り込み、退治する役割。桿状(かんじょう)核球と分葉(ぶんよう)核球に分けられる)

好酸球……免疫に関与。ヒスタミンなどの作用で増え、粘膜を刺激して反応を起こす。アレルギー反応をさらに強くする働きもある。

好塩基球……血管を拡張し浸透性を高めて、むくみを起こしたり粘液分泌を増やして、外敵を防ぐ役割。アレルギー反応にも関わる。

リンパ球……異物を見分ける能力があり、攻撃・破壊して病気を防ぐ。異物に対する抗体をつくって異物を包み込み、好中球が取り込みやすい形にする。一度進入した外敵を記憶して、再び進入したときにはすぐに抗体をつくって攻撃する。

単球(マクロファージ)……最近などの異物を食べ、その特徴をリンパ球に伝える。

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基準値
好中球桿状(かんじょう)核球 0~6%
好中球分葉核球 32~73%
好酸球 0~6%
好塩基球 0~2%
リンパ球 18~59%
単球 0~8%

もし異常があったら
それぞれ、以下のような病気の可能性が疑われるので、さらに精密検査などを行う。

異常値のときに疑われる病気
好中球増加……細菌、ウイルスなどの感染症・慢性骨髄性白血病・心筋梗塞・悪性腫瘍・外傷・中毒など
好中球減少……腸チフス・再生不良性貧血・敗血症・強度の感染症など
好酸球増加……寄生虫症・アレルギー・クラミジア・リンパ腫・ホジキン病など
好酸球減少……クッシング症候群など
好塩基球増加……慢性骨髄性白血病・甲状腺機能低下症(粘膜水腫など)
好塩基球減少……甲状腺機能亢進症、アレルギー反応の急性期など
リンパ球増加……ウイルス感染症・梅毒・甲状腺機能亢進症・そのほかの甲状腺や副腎の病気など
リンパ球減少……悪性リンパ腫・がん・白血病など
単球増加……結核・梅毒・はしか・猩紅熱・慢性骨髄性白血病など
単球減少……悪性貧血・重症感染症など
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