・ノロウイルスとは
かつては「おなかの風邪」「風邪がおなかに来た」などと呼ばれていた症状です。
「ノロウイルス」という名称は、2002年夏に、国際ウイルス命名委員会で制定されました。
それまでは電子顕微鏡で観察したときの特徴から「小型球形ウイルス(SRSV)」と呼ばれていました。
- Small=小さい
- Round=球形の
- Structured=表面に構造物がある
- Virus=ウイルス
ちなみに、「ノロウイルス」の語源は…
1968年、アメリカオハイオ州「ノーウォーク」の小学校で発生した集団感染の患者から発見され、1972年に「ノーウォークウイルス(Norwalk virus)」と名づけられたことによるものです。
集団感染が発生した地名を取って名付けられており、同様に札幌で流行した型は「サポウイルス」となっています。
このあたりはインフルエンザウイルス(「香港型」など)と命名の原則は同じです。
「ノーウォーク」 → 「ノロ」というのは、イマイチ強引な気もいたしますが・・・。英語的見地からつくられた略なのでしょうね。
ノロウイルスは、人工的に増殖させる方法が見つかっていないため、検査や治療方法に対する研究が他のウイルスと比べて遅れています。
繁殖するのは、人の体内「小腸」でだけなのです。
人体の中以外で人工培養でできないため、有効なワクチンも開発されていないのが現状。
ゆえに、発症を予防することが何よりも重要になってくるのです。
