・ノロウイルスの感染経路は
- その1 「食中毒」
- ウイルスを蓄積した2枚貝(牡蠣・アサリ・シジミなど)の生食・半生食によるもの、またウイルスで汚染された食品を食べて経口感染する。ただし、牡蠣などはきちんと火を通せば、全く問題はありません。
- その2 「伝染性胃腸炎」
- その1によって感染した患者の糞便や嘔吐物に排出されたウイルスから経口感染する
最近の大流行は、一定以上患者数が増えると、爆発的に流行する「アウトブレイク」状態になっているとされ、ほとんどが「その2」の感染ケースと考えられます。
したがって、「カキが原因」というのは、まったくの誤解で、風評にすぎません。カキはきちんと加熱して食べれば何の問題もなく、むしろノロウイルスに負けない抵抗力のある体作りにとても役立ってくれる食材なのです。
2006年12月18日放送の「はなまるマーケット」によれば、経口感染のみであると解説されました。
咳やくしゃみでは感染しません。
吐き出したものや糞便にふれることで感染します。
また、ドアノブ、つりかわ、タオルなども感染の対象になります。
12月になると、飲む機会が増えますが、その際、嘔吐したものにふれたり、また嘔吐(ゲロ)物が道路に放置され、その後乾燥してその粉末が空気中に漂い、それを吸飲した場合も感染するそうです。
一度入ったノロウイルスは、小腸に入り増殖します。
したがって、ごく少量(100個以下)の摂取で感染するので、「つけないこと」が最も効果的な予防法です。
食品を媒介せずに、患者の吐瀉物や糞便のほんの少量の飛沫からでも容易に感染してしまうので、ヒトからヒトに直接感染し、保育所・幼稚園・小学校など小児が集団で生活する施設や、福祉施設・病院など介護が必要な施設での集団感染が起こりやすいのです。
